カートをみる 会員登録・マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ・ご感想 お客様の声 サイトマップ
 

産地レポート vol.13「国産 吉野葛粉」

バックナンバーはこちら
産地レポート:国産 吉野葛粉
商品情報はこちら

良質な本葛粉として人気の吉野本葛(0347・0348)の製造委託先、奈良県の「森野吉野葛本舗(以下、森野)」にフリーペーパー「Life is Macrobiotic(通称LM)」の取材で行ってきました。

奈良県宇陀市。江戸時代の宿場町の趣が色濃く残る街道沿いに森野の本社工場はあります。文化財史跡にもなっている薬草園も併設し、歴史を感じさせる門構えから中に入ると、U字型の大きな水槽群が現れました。有名な「吉野晒し」を行う水槽には乳白色の水が張ってありました。この日の気温は最低気温氷点下2度、水面は氷が張った状態でした。この寒冷な気候の中で行う晒しの工程が高品質の葛粉を作るのには欠かせません。
工場の若い職人さんが網を使って氷を割り、取り除いていきます。

  

次にホースで上水を捨てると、水槽の底にたまった真っ白な葛が現れました。指で触るとヌルっと滑らかな感触で、子供のころに遊んだ水粘土を思い出しました。

そしてまた、宇陀のきれいな地下水を水槽に注入し、機械で撹拌した後、篩(ふるい)にかけて不純物を取り除きます。


この工程を2〜3週間に6〜10回繰り返し、どんどん純度が高まっていくというわけです。
職人さんに「一番大変な作業は何ですか?」と尋ねると、「晒しが終わり水槽いっぱいに沈殿した乾燥前の葛を取り出し、小分けにする作業です」という答えでした。小分けといっても水分を含んでいますから一つの塊で40〜50kg もあり、水槽全体で2トンもあるので、持ち運ぶのも相当な重労働です。それでも「地元名産の葛を、一筋に作り続けることに誇りを感じています」と話してくれました。

翌日は、原料となる葛の根堀りに同行させてもらいました。吉野周辺で葛掘りを行う人は後継者不足もあり、年々減って10数人だそうです。道なき山の斜面を、葛堀り職人の中山さんの後を必死についていきます。
中山さんが立ち止り、斜面を掘りだすと…出てきました!立派な根っこが。1m以上もある葛の根はまるで木のようです。

  

ひとたび山に入ると60kg分の根をかついで下山し、1日に3往復。根はすべて掘ってしまわずに種を残し、6年ほど経って十分に育ってからまた掘りに来るそうです。葛堀り職人として祖父の代から3代目という中山さんは65歳。毎日自家製の葛粉を食べているからか、とても若々しく、葛堀りのポイントなどを色々教えてくれました。
今回の取材の様子はフリーマガジン「LM(エルエム)」Vol.06(4月UP予定)で詳しくお伝えします。


リポート/オーサワジャパン 水野

【国産 本葛粉シリーズ商品情報】

バックナンバーはこちら

ページトップへ