おうちごはん
おうちごはん2022年6月号


マクロビオティックでは、その時季に採れる旬の食材を食べることで体調を調えます。旬の食材は美味しい上に安いので、たくさんのレパートリーがあると、飽きずに食べられますね。今年の「おうちごはん」は、旬の食材がたくさん食べられて、余すところなく使える献立とレシピをご紹介します。

6月の食材ピーマン
露地栽培ものは6月頃に旬を迎え、8~9月頃まで店頭に並びます。原産地は中南米の熱帯地方なので、暑くなるほどピーマン本来のおいしさが味わえます。肉厚でつやがあり、肩がきれいに盛り上がったものを選びましょう(種が黒ずんでいるときは食べずに外しましょう)。緑色のピーマンは花が咲いて20~30日で収穫する若い実です。熟すにつれて黄色、オレ ンジ、赤と色が変わります。ビタミン、ミネラルが豊富で、組織がしっかりしているので、加熱調理してもビタミンCの損失はほとんどありません。今回ご紹介するほとんどのメニューで種とワタも一緒に調理しています。
調理:志々目 悦子(ししめ えつこ)
アシスタント、認定インストラクター(第1期生)を経てクッキングスクール リマ講師となる。インストラクターとしてはクッキングスクール リマでの初心者向け講座や、自然食品店での料理教室などを担当し、経験が豊富。